ウイルス糖尿病予防ワクチン開発プロジェクト

佐賀新聞2025-7-30正法研究記事ファイル

ウイルス糖尿病発症リスクに関わるTyrosine kinase 2 (Tyk2)遺伝子の意義に関する我々の研究成果を簡潔に取りまとめた論文が BMJ (British Medical Journal) Open Diabetes Research and Careに掲載されました。(Nagafuchi, Mine, Perveen, Mori, Anzai, Takahashi. BMJ Open Diab Res Care 13:e005139, 2025)

インスリンを作る膵β細胞にヒトのコクサッキーアデノウウイルス受容体を出していて(特許申請中)インターフェロンシグナル分子(St2)を欠損したマウスがクサッキーBウイルスの攻撃により糖尿病を発症する、世界でも初めてとなる貴重な研究成果をあげることができました。このマウスを活用することにより、いよいよ糖尿病をおこすコクサッキーBウイルス株を見つけて、予防ワクチン開発に繋げるべく、着実に研究を進めています。

2025年1月30日朝日新聞九州版に、佐賀大学医学部 肝臓・糖尿病・内分泌内科:永淵の研究内容が一面の大きさで公開されました。ウイルス糖尿病予防ワクチン開発に向けた研究が広く知られて応援団が増えることを期待しています。

「ふるさと納税」による研究応援のお願い。
日本IDDMネットワークから、継続して多くのご支援をいただきてきましたが、現在、「佐賀県へのふるさと納税」による研究支援が常時可能になりました。「ふるさと納税」は、その年の所得税、よく年の地方税で全額、減免されます。(収入に応じた限度額あります)ただし2000円の事務費は差し引かれます。もっとも返礼品(寄付額の10%を超えるレベル)で取り戻すことができ、(佐賀県ですので、佐賀牛か、佐賀米でしょうか)結構楽しめます。
具体的な方法:日本IDDMネットワークのサイト https://japan-iddm.net の初期画面右中央にふるさと納税による支援の紹介があります。そこをクリックするか、あるいはGoogleの検索サイトに「ふるさと納税 日本IDDMネットワーク」を入力すると、目的のサイトに行くことができます。寄付予定額に応じた返礼品リストが画像で現れていますので、予定寄付額に相当する希望の返礼品をクリックするといよいよふるさと納税による寄付:佐賀県NPO支援、日本IDDMネットワークをチェックにより指定、個人情報の入力、支払いへと進むことができます。忘れずに、NPO法人へのメッセージ欄に「永淵の研究助成」の入力お願いします。手続きにお骨いただくことになりまして、恐縮至極ですが、研究が胸つき八丁になり、かなりきついところですので、どうかよろしく応援お願いいたします。

なお、2025年も日本IDDMネットワークからふるさと納税による研究支援をいただくことができました。2025年7月26日に佐賀大学本部で学長への贈呈式が挙行され、7月27日佐賀新聞にも紹介されました。研究を支えていただき深く感謝しています。

「企業版ふるさと納税」による研究支援のお願い
2023年8月から「企業版ふるさと納税」による研究支援も可能となりました。1型糖尿病患者さんの会である「日本IDDMネットワーク」が、佐賀県への「企業版ふるさと納税」の納付先として認められました。企業による「社会貢献」の一環として、是非『ウイルス糖尿病予防ワクチン 開発研究』へのご支援お願いいたします。なお、企業版ふるさと納税では、納付額分(勿論、黒字の企業でないといけませんが)の約10%の負担が生じるとされています。そこで、永淵が代替負担することにやぶさかではありません。ご相談下さい。

現在、ボストン大学に留学中(2年目)の三根敬一朗先生(佐賀大学医学部内科特任助教時代)の論文:自己免疫糖尿病の代表的モデル動物であるNODマウスにおいてTyk2遺伝子が発症促進に関わることを明らかにした論文がNature Communicationsに掲載されました (2024-2-13)。ウイルス糖尿病発症機構研究のさらなる発展につながることは確実です。研究はいよいよ佳境になりました。三根先生は2024年度の日本糖尿病学会九州地方会賞を受賞されました(2024-10-25)。また、三根先生(佐賀大学医学部特任助教時代)は、令和5(2023)年5月13日、2023年度第13回日本糖尿病学会若手研究奨励賞(YIA)を受賞されています。

2024年1月20日、共同研究者の森仁恵先生が、ヒトウイルス糖尿病感受性遺伝子TYK2 promotor variantは、肥満のない2型糖尿病患者のインスリン分泌低下に関わることを明らかにした研究成果(Genes 2022)で九州糖尿病懇話会の若手研究奨励賞を受賞されました。

研究チーム(永淵正法、Rasheda Perveen、三根敬一朗、小林哲郎、高上悦志、赤司朋之、近藤しおり、栗崎宏憲、岡田朗、桶田俊光、森仁恵、田中賢一、桑代 卓也、小島基靖、吉開泰信、皆川洋子、安西慶三、高橋宏和)

小中学生、高校生用 英単語手書き練習ファイル(無料)を作成し、若者の英語力向上に貢献することにより研究の将来性を高めたいと思っています。(Website:https://english-words-tegaki.net/)